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リハビリテーション学科理学療法学専攻 浅井助教らがサポートした"車いすツインバスケットボール"チームが優勝しました!

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リハビリテーション学科理学療法学専攻 浅井 直樹 助教、理学療法学専攻2年 坂口 凪さん及び院生の古屋 美紀さんがサポートした"車いすツインバスケットボール"チームの"神奈川JUNKS"が、6月22日(土曜)?23日(日曜)の期間に開催された「文部科学大臣杯争奪 第34回日本車いすツインバスケットボール選手権大会」で優勝しました!

"車いすツインバスケットボール"とは

車いすツインバスケットボールは、下肢のみではなく、上肢にも障害を持つ重度障害者でも参加できるように考案されたスポーツです。これまで車いすバスケットボールをやりたいと思っていても、ボールが正規のゴール(高さ3.05メートル)にシュートしても届かないとか、その早い動きについて行けないとか言った理由で参加できなかった人がたくさんいます。そういった人たちにとってこの車いすツインバスケットボールは、まさに画期的なスポーツの誕生となりました。

サポート内容

浅井助教は、ヘッドコーチとして、選手個々の障害特性を踏まえた身体能力から、普段の練習メニューの組み立て、試合でのコートメンバー構成や戦術の判断を行っています。
坂口さんと古屋さんは、マネージャーとして、障害を持った選手が試合や練習で最大限にパフォーマンスを発揮するためのサポートをしています。具体的には、選手が四肢麻痺のため飲み物のふたを開けたり、補食の包装を開けたりできないため、これらの介助を行っています。同様の理由から競技用車いすの自動車からの積み下ろし、日常用車いすから競技用車いすへの乗り移り、グローブの着脱などの介助を行います。
また、多くの選手が発汗障害があり、体温調整が難しいため、霧吹きや氷嚢を準備したり、うちわであおいで選手の体温調節をサポートします。
理学療法の視点からみれば、両名とも、選手が最大限の身体運動機能を発揮するために、戦術面あるいは道具や環境の整備、コンディショニングの面から支援をしました。

 

浅井助教コメント

決勝は1ゴールを争うとてもハードなゲームでしたが、選手ひとりひとりがパフォーマンスを発揮してくれたことで勝利することができました。
選手はもちろん、坂口さんや古屋さんを含めてマネージャーのみなさんも力強くサポートしていただいたおかげでした。
来年は大会記録にならぶ5連覇を目指しています。また競技の普及にも力をいれたいと考えていますので、選手やチームスタッフに興味のある方はご連絡いただけると嬉しいです!

 

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